三鷹駅からほど近い閑静な住宅街の一角にある2・3Fは在宅訪問診療を主としたクリニックと1Fはこども食堂兼用住宅である。
周辺のまち並みに合わせたヒューマンスケールと多種多様な木々や草花を植え、まちのシンボルとなる表情を持つことで、地域に親しまれる建物となること。又、食堂には地域のこどもの居場所となり、お年寄も気軽に立ち寄れる多世代・異年齢の交流の場として『まちの縁側=土間サロン』がある。 三鷹あゆみクリニックは地域医療として、まち(お家)へと訪問診療する一方、交流拠点(交流ケア)の役割を担うことで、地域とともにあるクリニックを目指した。
所在地: 東京都三鷹市
用途:診療所、店舗兼用住宅
延床面積:377.71m2
構造・階数:RC造、3階
竣工:2020年8月
写真:北田英治