喜多見バオバブ保育園
南側隣地の児童公園には、ひのき、桜、もみじ、かえで等、様々な樹木が生い茂り、四季を感じることのできる風景と隣合わせにある敷地にある。施主は、ほとんどの時間は2階で生活をしてく予定だが、将来的には自分たちは1階のみで生活をし、建物自体は2世帯住宅となることを前提とした計画を希望した。そのためエントランスからのアプローチは、1階の居室空間につながる入り口と、2階の居室につながる階段とに振り分けられる。建物最奥部には家族用のプライベートな階段を用意した。2つの階段を建物の両サイドに配置することで、立体的な回遊性のある住宅となる。
受賞:第2回JIA中国建築大賞2010 大賞受賞
掲載:雑誌「建築士」2014年7月号
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